学歴が、「結婚相手に求める条件」の人

この情報社会に、

絶対に親の価値観の深刻な影響を受けているなと思う、

お若いかたがいらっしゃるようです。

 

特に、バブル世代の親を持つお若いかたは、

親の価値観をどうしても植え付けられてしまうのは宿命なんでしょうかね。

 

「自分には夢があるんです」

と、20代を少し超えたくらいのお若いかたからこんな話を聞きまして、

内容は以下のようなものでした。

 

「20代後半には結婚して家を建てて、

30歳になるまでに子供を産み終わって、

50歳少し過ぎには子供が自分の手を離れて、

旦那さんが定年になった後は、年一回海外に旅行に行く」。

 

ずいぶん「古風な夢」を持っていらっしゃるのだなと。


そんなお若いかたの話を聞いて、

こんなことを言っていた人のことを思い出しました。

 

「自分の結婚相手は最低でも大卒が必須条件」

と、何時代の価値観なのかさっぱりわからないことを、

真顔で鼻息荒く他人に「宣言」していた人がいました。

 

そういう条件が「望ましい」のではなく、

「必須」とその本人は言っていましたね。

 

その理由は、

「最低でも大学出じゃないと知識レベルが低い」

からだとの事でした。

 

または

「高卒だと知識の幅が狭いし浅いから自分と会話のレベルが釣り合わない」

と決めつけていたようでした。

 

ちなみに余計な話ですが、その人は短大卒の人でした。

 

今さらですが「知識の幅」って、

学校から押し付けられる類いのものを指していたのでしょうか。


結論から言いますね。

 

この人が伴侶に選んだ人は高卒のかたでした。

 

「高卒でもいろんな人がいるから」


と自分都合の見事な掌がえしを臆面もなくしていましたね。

 

こういう人はおそらく、

自分の言ったことは口から出した途端に忘れることができる

のでしょう。

 

聞かされた方としては、得な性分だと感心するほかないわけです。

 

ある宗教団体さんの構成員さんの多数が通った経路

先の、見事な掌がえしをしてのけた人の話を聞いたのは、

今から5年くらい前だったと思います。

 

わたしより年齢はふたつほど上の人で、

その当時33~4歳といったところでしたでしょうか。

 

わたしがまだ宗教洗脳を解除する前で、

その人も団体さんの構成員の人でした。

 

少し余談になります。

その団体さんは信者へ対しその年齢性別無関係に、

実体のない「ご利益」に膨大なお布施を要求する詐欺集団が実際の姿です。

 

わたしの身内もどこから工面するのか、

年中「お布施」を「頑張って」いらっしゃるようです。

 

お金をむしり取られるだけでも十分悲惨ですが、

なによりも悲惨なのは、

構成員が「人生そのもの」を破壊するように仕向けられてしまうことですね。

 

自分から自発的に人生を捧げるように洗脳されるので、

できる限り早期の解除をお勧めしたいところではあります。

 

まず、団体さんの「活動」というものに人生をかけるように誘導されます。

そこに自分のプライベートは実質、存在しません。

「活動」を最優先に位置付けるように思考を誘導されるからですね。

 

ちなみにわたしはそんなのクソ喰らえで、

「まともに」やったためしなどありません。

 

あえて言うなら、異分野の洗脳下に置かれていた時くらいでしたね。

向精神薬の類いをめちゃくちゃに飲まされていた時の、

躁転」と言われる状態になった時「のみ」でした)

 

不幸にも、

「役職」とかいう有名無実の頂点に位置するもののお鉢が回ってしまうと、

自分のプライベートというものは皆無に等しい状況になる

のがほぼ決定のようですね。

 

そうなった人は文字どおり、

自分の時間を団体さんに捧げるのとほぼ同じ人生を辿るようです。

 

なので、少しでも疑問や不満を持った場合、

その自分の声をシカトせずに従った方が、

自分の人生を取り戻せる可能性が高まると思うわけです。

 

「条件」って、その通りになった人どれだけいるの?

話が逸れました。

 

「学歴」が未来の伴侶に求める「必須条件」と言っていたその人も、

ご他聞に漏れず、30半ばの声を聴く間際になって、

結婚見込み相手はおろか付き合っている人すらいない

(悲惨な)状況に陥っていたわけです。

 

結婚すること「自体」が人生の目的化してるフシがありますのでね、

あの団体さんの、特に「活動家」さんの未婚女性は。

 

わたしから言わせてもらうと、

相手を熟知する楽しみも相手との関係を育てる楽しみも、

すべてパスして「結婚」が最優先となっているようにしか見えない人が

本当に多いですね。

 

現在はどうだか知ったことではありませんが、

少なくともわたしが洗脳解除する前までのわたしの身の周りの、

いわゆる「年増」はそんな感じでした。


先の人の話に戻ります。

そこで団体さんの「人脈」を総動員して

自分に合う相手をあてがってもらったそうです。

 

うろ覚えですが3人目を紹介してもらったところで、

「この人と結婚する!」

と直感したそうです。

 

まぁ、決して悪い確率ではないでしょうね。

「結婚することだけ」が目的でマッチングしたとなるのであればです。


(先に高卒でいらっしゃるかたに、わたしからお詫びを申し上げます。)

「結婚相手は最低でも大卒以上、

高卒なんてあり得ない」

と鼻息荒くしていたのはどこへ行ってしまったのでしょうね。

 

挙句の果てに

自分の旦那になる人は特別。

高卒でもいろんな人がいるから、一概にくくれない」

となってしまったわけです。

 

誰でもそういうことは言うとは思いますけれどもね。

 

わたしにはわからないのですが、

「相手に条件ありき」って、その通りになった人ってどれだけいるのでしょうか。

 

自分の目的の方が優先順位が高いため、

相手に求める条件は「満たしてくれればいい」と本心では思っていたとしてもです。

 

わたしは自分がこのおかしな団体さんから無縁になって思うのですが、

自分自身が自分の人生を生きていないためか、

相手も自分の目的を実現する道具にしか見ていない気がする

のですね。

 

なので、ここでは「結婚すること」が目的化しているわけで、

その実現のためなら相手の人となりの精査なんて不要なのでしょう。

 

おそらくそうやっている本人は無自覚だと思いますけれどもね。

 

一緒にいる相手とは人間関係は育てるのが当たり前と思います。

余談ついでにこんな実話があります。

 

やはりこの団体さん同士で結婚されたカップルが、

わたしの過去の知人でいました。

 

その人たちはお節介な人の「紹介」で知り合い、

ふた月程度で一緒になったそうですが、

ご主人が結婚三か月後に他界されたのです。

 

それを知らせてくれた本人は、

なんとメールででした。

 

「結婚してちょうど三か月後に旦那さんが亡くなりました。

これから頑張っていかないといけないな~」(ほぼ原文)

 

驚いたのは知らせられたこちらの方です。

慌てて電話をしましたが、

なんとも淡々と、メールで知らせてくれた文面の内容を、

実際に聞かせてくれただけな記憶がありますね。

 

気丈な人と言えないことはないでしょうが、

わたしの見方は少し違います。

 

人間関係をきちんと育ててもいない状態で結婚した間柄では、

人間らしい、いわゆる「情」の湧きようが足らない気がするのですね。

 

極端な話、

相手は自分の目的を果たすためだけの存在に過ぎないのでは?


相手に「条件」を求めるって、なんなのでしょうね。

 

逆に、

自分がそういう立場で見られているとしたら、どう思うのかなと

このテの話を聞くたびに、いつも思うことではありますが。