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「小児科に連れられてきた幼児」にしか見えない受験生

「お母さんと仲良し」なのは決して悪いことではないと思うのですが、

受験生になっても当たり前のように親の付き添いがあるのは、

わたしにとっては異常な光景にしか見えません。

 

子供がひとりで行動できない人間になるよう、親自らが施している

という残念な人たちは、外を歩いているだけで簡単に出くわすことができますね。

 

受験に親付き添いって、デフォルトなのか。

先日、ホテルでこんな光景を目にしていました。

もうひと月ほど経過しているのですが、

時期的に推薦の受験シーズンだったのでしょう。

ロビーでコーヒーを飲んでいたら、

やたらと親子連れが目立ったわけです。

 

それでようやく気付いたのが、

「受験」の時期。

 

わたしは異常なまでのアンチ学校人間のため、

学費を肩代わりしてくれた親には申し訳ないと多少思いますが、

せめて高校生くらいから人生やり直したいと心底からたまに感じます。

 

大学受験なんてもってのほか。

お金と自分の大事な時間の浪費以外の何物でもないと思います。

 

話が逸れました。

 

そこで見たのは、親子連れではほぼ例外なく、

「ママ主導」ですべてが動く光景。

 

それは女の子でも男の子でも関係がありませんでした。

チェックインの時など、「ママ」がテキパキと、

はしゃいでいるようにも見える妙なハリキリかたで、

自分が受験しに行くのかとでも思うような活力に満ちていたのですね。

 

で、

肝心の受験生である娘・息子は何をしているのかと言うと、

ママの背後に隠れているか、ロビーのソファに荷物と共に腰かけて、

まるで覇気のない、生気も感じないうつろな目で、

ぼーっとしているのです。

 

気色の悪い、見事なコントラストでした。

 

それはまるで、風邪をこじらせて高熱でも出して、

腰かけているほか行動できない小児科の患者の幼児そのものでしたね。

 

 

一緒にいた連れに上の話を感じた通りにしてみたところ、

今どきの受験生の大半とはそんなものだそうで。

 

わたしもひと括りに、「受験生」と書きましたが、

なに受験に臨む学生なのか判別ができませんでしたね。

中学生にしか見えないその人たちの姿を見て、

あまりの幼さにそれが大学受験に臨む高校生とはとても見えませんでした。

  

そういえば、大学の教員を商売にしている知人も、

こんなことを言っていました。 

大学の教員をしている人に直接聞いた話では、

大学生になっても「保護者会」なるものがあるとのことです。

 

しかもそれに出席するのは、

学生の親だけではなくその親まで同席するのも珍しくないとかで

驚くよりも、わたしは背筋が凍りそうになりました。

 

そんな話を聞かせてくれた本人も、

「今の大学生は親が付き添わないとなにもできないのかなぁ

と語尾が疑問形でしたが、

「なにもできないんだよ」

とおそらく断定で発言したかったことでしょう。

 

【参考記事】親離れ子離れできない人たちの姿を見て思うこと - ふたつ洗脳を解除したら、自由になりました。

 

 

子供の受験となると、それに自分の夢を押しつける形で子供の意思を奪う親。

先日見た親子連れの大半が、そんなように見えたのはわたしの根性が悪いせい

でしょうかね。

 

やりたくないのなら、そう自己主張する思考も奪われている若い人を見ると、

気の毒に思えてなりませんね。

 

日本の国では、学ぶ意志も能力もないのに、ただ皆が行くからとか、学歴

という箔をつけるためにほとんどの人が大学に行きます。そしてそのほと

んどの学生がろくに勉強もせず、遊び呆けており、あるいはバイトに明け

暮れていることから、専門知識や技能など身につくはずもなく、自分の専

門分野に就職しても、そうした専門的知識や技術は前から職場にいる専門

学校出や高校出身の人のほうがずっと上なので、その人たちに教わらなけ

ればならないという不様(ぶざま)です。

小さな宇宙人 改訂版

古い記述に思える箇所がありますが、

太字の箇所は今でも十分通用してしまうのではないのでしょうかね。

それを主導しているのは、他ならぬ親という悲劇。 

学校洗脳が解けていない人は、人の親にならない方が良いと思うのです。

 

なお、親子連れが当たり前のように多数を占める中、

制服を着て一人でホテルの受付に見えていた学生さんもいました。

それが正常な親の教育だと思えてならないのですがね。

 

自分一人で動いていた学生さんは少なくとも、

親に連れられている人と比べて「やらされ感」を感じませんでした。

むしろ、イキイキしているように見えましたね。

一人で動くことに慣れているのか、初めてで楽しみでもあるのか、

どちらにしても「幼児」の姿などではありませんでした。

 

今の教育制度ではどちらのタイプを「採用」するのか知りませんが、

わたしなら考えるまでもなく、後者の学生さんを合格させると思います。

 

小さな宇宙人 改訂版